こんな声がありました
”「カーポートが欲しいけどどれも同じに見えて選べない・・・」
「簡単に買い替えできなさそうなカーポート、納得できるものを購入したい!」”
そんな方向けに失敗しないカーポートの選び方についてまとめました。
設置すれば車を汚れから守ったり、乗り降りの際に濡れずに済むなどメリットの多いカーポートですが、きちんと計画を立てずに導入した場合設置を後悔するなんてことも・・・
5分程度でサクッと読めますので、このページで失敗しないカーポートの選び方について学んでおきましょう!
まずはカーポートの種類について知っておきましょう。カーポートの柱の代表的な3タイプ・屋根のデザインについて説明します。
■片側支持タイプ
正面から見て、左右のどちらか一方に柱を設置するタイプです。
限られた駐車スペースでも、駐車や乗り降りの際に邪魔になりにくいのが特徴になります。
商品によっても異なりますが、両側に柱があるタイプより風や雪の耐久度は弱くなってしまいます。
■両側支持タイプ
正面から見て、左右のどちらにも柱があるタイプです。
片側支持タイプと比べると柱が多く安定感があり、強度が強くなります。
また、柱の位置を調整できる商品も多く、車2台以上の車を並列に駐車したい方にお勧めです。
■後方支持タイプ
片方支持の柱を後方に設置したタイプです。
片側支持タイプよりもさらに駐車や乗り降りの際に邪魔にならず、車椅子を近くに寄せることもできます。
さらに、見た目もスッキリしていてスタイリッシュな雰囲気があります。設置費用が高くなりがちな点には注意です。
■フラット型
直線的な屋根のタイプです。傾斜をつけて、雨や雪が落ちやすいようにすることも可能。モダンな住まいによくマッチします。
■アール型
曲線を帯びている屋根のタイプです。ゆるやかなカーブにより、雨や雪が流れやすいのが特徴。見た目から優しい印象を与えます。
駐車は問題なくても、乗り降りのために扉を開けると柱にぶつかってしまうというケースがあります。
また大きな車に買い換えたり、自転車も停めたいとなったときにサイズが足りない、なんて事態も起こりえます。
Check
1台分の駐車スペースに必要な広さは奥行きが約5m、間口が約2.5~3mで、車のサイズに前後と両側に1m以上の余裕が必要です。
車のドアの開き方も考慮してサイズを決めましょう。
またカーポートのサイズを選ぶ際は、今ではなく将来のライフプランをある程度考えた上で、少し大きめのものを選ぶことをおすすめします。
カーポートを設置したことで日中でも部屋が暗くなる、またベランダに影がかかり洗濯ものが乾きにくくなるというケースがあります。
Check
カーポートの屋根材を透過率の高いポリカーボネート製にすれば日差しを遮る心配はありません。
また新築の家に設置予定であれば、間取りをカーポートの設置場所に合わせて考えるという手もあります。
片方支持や両方支持のカーポートを選ぶ場合に注意したいポイントです。
駐車スペースのようなコンクリートの敷地では雨水が流れやすいよう少し傾斜が付けられています。そのため道路に接した部分より家側の方がやや高く、この差を考慮しないと奥に行くほどカーポートの高さが低いという問題が起こります。
Check
傾斜を考慮してカーポートを設置しましょう。例を挙げれば奥行き5mの駐車スペースであれば10cm~15cmくらいの高さの差が生じます。
また後方支持タイプのカーポートなら問題はありません。
特に両側支持タイプのカーポートを選ぶ場合に注意したいポイントです。
カーポートには柱が設置されるので、軌道が狭まり駐車しにくいと感じる方もいます。
Check
駐車に自信が無い方は後方支持や片方支持タイプのカーポートをおすすめします。
隣家と接するところにカーポートを設置する場合に注意したいポイントです。
カーポートの屋根上にたまった雨水が隣家の敷地に流れ込んでトラブルになる、といった話はよくあります。
Check
設置場所の検討や設計の際は近隣への配慮も重要です。トラブルは事前に防ぎましょう。
LIXIL ネスカ
RV車や大型車にも対応した高さ、奥行きも余裕のサイズバリエーションです。
また車を複数台保有されている場合や敷地に余裕があって来客にも対応したい場合、将来の複数台所有を想定してなど、さまざまな条件に対応可能なカーポートです。
オプションで雨や風、隣地からの視線を遮るサイドパネルや物干し竿をかけるアイテムを設置可能。さらに暮らしが便利になります。
三協アルミ G-1ss G-1
耐風・耐雪性能に優れたカーポートです。
地域の積雪量に合わせて耐積雪量20cm~200cmまでの5タイプの中から選べます。
柱と梁で構成した両側支持タイプのフレームが屋根をしっかりと支えます。
間口延長タイプには収納台数2台に加え、並んで自転車やバイクの駐車も可能な1800㎜サイズもあります。
駐車スペースだけでなく、アプローチをカバーする屋根としても便利です。
いかがでしたか?今回は失敗しないカーポートの選び方について紹介しました。
カーポートを選ぶ際はサイズやデザインだけでなく、将来のライフプランや近隣への影響もポイントになってきます。
これらのポイントをしっかりと検討したうえで、ご家庭に一番適したカーポートを選びましょう。
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